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How to~

How to start Trial? ~公道走行編~

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林道(オフロード)が好きなことがきっかけで、トライアルバイクに興味を持つ方は少なくないと思います。
はちとらでも、山菜取りや林道ツーリング用、日本最大のツーリングトライアルイベント・イーハトーブトライアル用にナンバー付きのトライアルバイクを所持しているメンバーが多くいます。

一般的にバイク屋さんから購入する場合は、ナンバーも保安部品も取り付けられていて、納車日にそのまま公道を走ることができると思いますが、トライアルバイクの場合は納車後に自身でナンバーを取得しに行くということがたびたびあります。

私も過去にTY125のナンバー取得・返却、montessa250のナンバー取得・返却をしてきました。
現在のTRRSについても、イーハトーブトライアルに合わせてナンバー取得予定なので、改めて情報を整理してみました。

これからトライアルバイク購入を検討している方、ナンバー取得を検討している方の参考になれば幸いです。

公道走行できるトライアルバイクとは?

車両が公道を走行するためには「道路運送車両法」に則り、ナンバープレートの取得・届出が義務付けられています。また、定められた保安部品(ライト・ミラー・ウィンカー等)の取り付けと自賠責保険への加入も必須です。

hachitora
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しかーし、トライアルバイクの中にはそもそもナンバーを取得できない(=公道を走れない)車両がるんです。

ここではナンバー取得可能なバイクの一部を紹介します。

公道走行を想定したトライアルバイク

基本的にシートがなく、ガソリンタンク容量も最低限、「ライダーが『快適』にツーリングを楽しむため」には作られていないのがトライアルバイクです。しかし、中にはオフロードを走破することを目的に、トライアル車でもシートを装着できたりタンクを大きいものに変えられる車両があります。

SCORPA/SHERCO 125 TY ADVENTURE

初めてのトライアルバイクとして定番の「TY125」。4ストロークなので混合ガソリンを作る手間もなくて、パワフルすぎずに初めてでもとても乗りやすいと思います。

hachitora
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購入の決め手は、当時「唯一のセル付きトラ車」だから!でした。

TRRS XTRACK RR-E Electric Start 250

トレール車で林道を走っていて、もっと走破力がほしい。いよいよトライアル車が気になってきたぞ!という人には「XTRACK」がおすすめ。コンペ(大会)も走れるトライアルの性能十分に「並外れたレベルでオフロードを走破する」ことを目的に設計されているようです(詳細は公式サイトへ)

国産の「HONDA」や「YAMAHA」からは、残念ながら現行車としてはトライアルバイクは販売されていません。

競技車両だけど、公道走行できるトライアルバイク

基本的に競技車両ですが、ナンバー取得と保安部品の取り付けが可能な車両もあります。
250cc以上では車検が必要となってくるので、ほとんどの公道を走るトライアルライダーは250cc未満でナンバー取得をしています。

montesa COTA 4RT

HRC(株式会社ホンダ・レーシング)から出ているRTLとフレームもエンジンも同じ型のバイクです。HONDA製のエンジンの安心感と球数の多さから人気がありますね。
RTLはナンバー取得ができませんので注意です。

公式の販売サイトが見当たらなかったので、各取扱店のご案内。

TRRS ONE R-E Electric Start250

トライアルバイクで最軽量のTRRS。セルがついても重量67kg、セルなしは65kgです。

hachitora
hachitora

クセが無くて乗りやすく、1年間毎週のようにロクにメンテせずに乗っていたけれども大きなトラブルはありませんでした。
とにかく軽い&セル付きで体力的にかなり助けられています。

Evo 2T 125/200/250

長年に渡る熟成された性能と、各排気量をラインナップがあるBeta。キックペダルが左側にあるのが特徴の1つですが、慣れてしまうと右足でブレーキを踏みながらキックできるというメリットになります。

ナンバー取得をするためには、新車の場合は「販売証明書または通関証明書」、「譲渡証明書(メーカー発行)」。中古車の場合は加えて「軽自動車届出済証返納証明書」等が必要です。
購入時には「ナンバー取得に必要な書類が揃っているか」を店舗・相手方に必ず確認しましょう。

トライアル車各メーカーについて詳しく知りたい人は

オフロードバイク雑誌「DIRT SPORTS 2022年4月号」に、2月11日に開催されたトライアルマシン合同試乗会での各インポーターのコメントが掲載されています。
他にも、トライアル女王亜弥さまのハッピートラテク連載2回目もありますので、必読ですよ。

排気量別!ナンバー取得時に必要なもの

バイクのナンバープレートの取得方法は、排気量によって異なります。市役所または運輸支局へ足を運ぶことになるのですが、手続き後すぐにナンバープレートを受け取ることができますよ。

※以下、手続き窓口で入手・記入する書類については割愛しています。

125cc未満の場合(市区町村役場)

TLM50~125 TYなどの原動機付自転車までは、お住いの市町村役場で手続きの上、ナンバープレートを受け取ることができます。受付で「原付バイクのナンバー取得したいです」といえば、丁寧に対応してもらえます。特に費用はかかりません。

必要なもの
・販売証明書または通関証明書(フレーム番号が必要です)
・譲渡証明書
・身分証(免許証など)
※中古車の場合は「廃車証明書」も。

ナンバーを取り付けても、自賠責保険に加入していないと公道走行はできませんので注意!

自賠責保険未加入の場合の罰則
・6ヶ月の範囲内での免許停止、違反点数6点
・1年以下の懲役または50万円以下の罰金

125cc以上の場合(運輸支局)

Evo 2T 200やmontessa COTA 250などの中型バイクは、運輸支局での手続きになります。市役所と比べると馴染みがなく、気持ち的なハードルが少しだけ上がりますが、こちらも受付で「軽二輪のナンバー所得したいです」といえば、丁寧に対応してもらえます。

必要なもの
・販売証明書または通関証明書(フレーム番号が必要です)
・身分証(免許証など)
・譲渡証明書
・住民票(取得3ヵ月以内)
・自動車損害賠償責任保険の証明書
※中古車の場合は「軽自動車届出済証返納証明書」も。

さらに原付バイクと違い、ナンバー代700円の他、新車の場合は自動車重量税納付書の印紙代4,900円が発生します。

コンビニでも加入できる自賠責保険ですが、車体番号とナンバーが必要です。運輸支局に自賠責保険窓口がありますので、事前に加入できていない場合は自賠責保険分の現金も持参しましょう。(8,650円~※加入年数による)

公道を走らないなら、ナンバー返却は3月中に

ナンバー取得したけれどトランポを手に入れたから、もう公道は走らないよ。都合でしばらくバイクの乗れなくなってしまった。なんて方は3月中に一時返納手続き(ナンバー返却)をしましょう。軽自動車税は毎年4月1日現在で、届出名義の方に課税されます。
※ナンバーを返却しても私有地でバイクに乗ることは勿論可能です。
手続きは125cc未満の場合は市町村役場、125cc以上バイクの場合は運輸支局で行います。

まとめ

書類さえそろっていれば大丈夫!ちょっとドキドキしますが、一般人でもスムーズにナンバー取得できますよ。
ルールとマナーを守って、楽しいトライアルライフを!

地域によって対応が異なることがあるかもしれませんので、必要に応じて管轄の役場へのご確認お願い致します。
※基本的に印鑑不要となりましたが、心許ない方はお守りとして持参してもいいかもしれません。

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