3年ぶりの開催となったはちとらミーティング バイクトライアル(自転車トライアル)部門。
バイクトライアルとは
バイクトライアル-Wikipedia
岩場等の障害物を自転車に乗ったまま足を着けない様に越えて行く競技。(一部略)1970年頃にスペインのカタルーニャ地方で、子供たちがオートバイの代わりに自転車でモトトライアルを真似た事が起源と言われ、さらに同地に住むモトトライアル世界チャンピオンが幼い息子にトライアルを覚えさせる為に利用した事で本格化したともされる。
マイナー競技とはいえ各都道府県で選手権のあるオートバイと比べ、バイクトライアルは更にニッチな世界。
競技会としては、全日本選手権は9歳から、Jシリーズ(日本各地で展開するトライアルのシリーズ戦 )は6歳から年齢ごとのクラス分けで行われているようです。(参考:JBTA-日本自転車トライアル協会)
はちとらミーティングは「ミーティング」の名前のとおり競技会というよりは、マイナーな趣味を楽しむ同志が年に数回集まれればいいねといったゆるーい雰囲気で開催されています。
今回のバイクトライアル参加者はAクラス(上級)3名、Bクラス(初心者)1名。はちとら自転車部長、はちとら自転車部員、フルサスMTBの達人、登山仲間のうめちゃんの4名です。
大会レポート
うめちゃんが写真撮影(大量)とレポートをしてくれたので、流用させてもらいましたm(__)m
最後に自転車部長のYoutubeがありますので、動画を見たい方はジャンプ!
第1セクション
本部前駐車場から、オートバイと同様のコースを進みます。オートバイの第1セクションの手前にありました。
上級は丸太を越える設定、初級は上級のセクション脇を走り抜ける設定です。
下見後に自転車部長がデモランし、後続が続き、2ラップ目の走行前にもう一度下見をしてトライするといった流れを最終セクションまで繰り返しての進行となりました。
2ラップ終了後はテープを回収し、次のセクションへ移動します。
第2セクション
道路を渡り、寺下側へ移動。後半のセクションを横目に見ながら山を登っていきます、結構上ります(笑)。
上級はインから大きな石を越え、更に坂道を登りコロコロした岩を超えてる設定。初級は上級のアウト側からインに向かって走るダウンヒル。
上級はセクション前半で体力を奪い、後半でミスを誘う意図があったようで
自転車部員はまさにセクション作者の手中にはまってました(笑)
第3セクション
第2セクションから下りながら移動します。
上級はインをしたら坂を登りUターンからの岩越え、からの丸太を何本か越えてアウト。初級はインからアウトまで直線的に走り抜けます。
簡単に越えているように見えますが、岩肌がもろくバランスを取るのが難しかったそうです。
第4セクション
第3セクションから下りながら移動します。
上級はインしたらアウト側に走るもUターン、砂地の岩を越えながらイン側に進み、何個か岩を越えてアウト。初級はインからアウトへ小さい丸太を2本程越えて走り抜けます。
1ラップ目は失敗するも、2ラップ目は無事にアウトの自転車部長!
同じセクションでも別のラインを見つけてしっかりアウトする達人!
第5セクション
第4セクションから下りながら移動します。ここが今大会では最長のセクションです。
ちなみにこの場所、斜度が伝わりにくいけどオートバイでも初心者は登れるかどうかくらいの坂です。
上級は前半コロコロした石を越えた後、大きい石のステアを越えて高度を上へ上へと進んでいくアウト。初級は比較的平らな場所をペダルを漕いでぐるっと周ります。
さすがの自転車部長も息が上がったようですね。
登頂おめでとうございます!
ここまで転倒を繰り返してきて満身創痍のトライも終了。今シーズンの目標は登頂にするとか!?
第6セクション
ようやく駐車場付近まで戻ってきての、最終セクションです。
上級は第5セクション同様にインから登りながらの岩越え、ターンして少し下って再びターン、4つの岩を登りながら越えていき最後はダウンヒルでアウト。初級は上級のダウンヒル箇所を下る設定でした。
これにてセクションは終了!
片付け後は整体を受けたり、はちとらのアイドル「シェリー」と戯れたり、心身ともに癒やされて表彰式となりました。
動画はこちら
うめちゃんの初めてのトライアルレポートはこちら
最後に
今大会も自転車・バイクともに転倒はありましたが大きな事故や怪我の報告なく終えることができました。
しかし、残念ながらウォーミングアップ中にヘルメット未装着での転倒、ひやりとする場面がありました。
競技特性上、怪我を完全に防ぐことができませんが予防はできます。皆が楽しく気持ちよく乗れるパークを維持していくためにも練習時でも自転車・バイクともにヘルメット装着は徹底していきましょう。
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